中学・高校不登校  M君

入校前の状態

中学1年生の頃から不登校を繰り返し、
通信制の高校に入学しても、部屋にこもってYouTube三昧。
学校に行く意味を見失なっていた。

ご両親の声

中村文昭さんのご縁紡ぎ大学が岐阜で開校されるのを機に、主人と一緒にプレ公演を聞きに行きました。
「人のご縁ででっかく生きていく」の言葉に私達夫婦は動き出しました。

息子は中学1年の夏から不登校、中1の秋から全寮制のフリースクールで中3の夏まで過ごし帰宅、その後また不登校で中学卒業。
全寮制の高校へ進学するも高1の秋、SNSのトラブルから通信制高校へ転校。人間不信に。
何のために勉強するのか、何のために生きるのか、考えても考えても答えが出ず、YouTube三昧で虚ろな時間を過ごすようになりました。

通信制高校、と言ってもいろいろなタイプがあります。
単位を取るための必要最低限の勉強しかしていなかったので、ずーーっと家の中でぼーーーっとYouTubeを見ている。
このままでは外へ出られなくなる←これは親の思い。
何の目的もないのに、どこかへ出かけるってとこへ行けばいいって言うの?←息子の言い分。
そこで、耕せにっぽんはひきこもりを連れ出しに家まで来てくれる、に賭けてみようと電話しました。

さて連れ出し当日、親の心配はなんのやら、東野さんと息子の間での会話がどんなものであったかは詳しくはわかりませんが、すんなりと北海道へ行くことになりました。
それからなんの愚痴を言うこともなく、新しい生活をスタートさせたようでした。

良かった点
人は人と人の間で生きています。自分のペースで他人とのコミュニケーションを取る、とか他人との距離感を保つ、のは他人の中にいて初めて実践できます。これは必要だと思います。

不安だった点
共同生活の中で、プライベートな場所や1人でいる時間がなくなって大丈夫だろうか。
親の心配は不要でした。耕せにっぽんのみんなは、うま〜く距離を保ってくれたり、関わってくれたりといい塩梅で付き合ってくれたんだと思います。
いろんな事情があって集まってきている子達なので、分かり合える点もいくつかかぶって理解しあえるんだと思います。
安心して送り出して大丈夫です!

耕せにっぽんからのメッセージ

卒業後、鹿児島のIBS外語学院に入学し立派にスピーチをしている姿をみて感動しました。

何をしたいか、何をすれば良いのか悩んでいたM君ですが、耕せにっぽんでの生活で少しずつ身につけたモチベーションの継続や目の前のことを一生懸命やることの習慣がIBSでの頑張りに繋がったと思います。
これからも頑張ってください。