通信制高校中退 S君
入校前の状態
小学5年生から不登校~中学、通信制高校に入学後1年夏休みから休み退学
ご両親の声
現在22歳の娘(大学4年性)と19歳の息子2人の不登校と引きこもりを経験しました。
娘が小6の時に学校での出来事で不登校になり、発達障害、摂食障害、鬱で入退院を繰り返している中、小5の息子が突然不登校になりました。 当時は、娘のことで精一杯で、息子まで何故?!と目の前が真っ暗になりました。
スクールカウンセラーや民間のカウンセラー、精神科など色々な機関に相談しましたが、なかなか息子が動けないことで不安と焦りがどんどん膨らんでいきました。
息子お母さんのせいでこうなった。と言われ、自分を責めることもありました。傷ついた子供と向き合うために沢山色んなことを学び、自分とも向き合いました。
不登校と引きこもり7年目の18歳の誕生日が過ぎたのを機に、以前から相談していた「耕せにっぽん」の東野さんに、自宅まで来てもらう決心をしました。
そして耕せにっぽんに参加するための説得をしてもらい、息子は行く事を決意して翌朝、石垣島に行きました。
耕せに参加して息子も自分と向き合い、今まで周りのせいにしていたことに気付き、お母さんのせいにしてごめんなさい。と言ってくれました。
卒業後はもう一つの家族、仲間のいる石垣で就職して頑張っています。(耕せは9ヶ月で卒業)
東野さんと、石垣でお世話になった小見山さんには本当に感謝しています。
息子が旅立ち、親も自分と向き合う時間でした。
親も子離れすること、子供は自立するということは不登校になった子と親にとってなかなか難しい問題です。
人との関わることが怖くて自分をなかなか出せなかった息子が「耕せにっぽん」で人と関わり、本来の息子を取り戻し楽しく人のために働く意味を学んで成長する姿を見て、親の役割は「心配」ではなく「信じる」ことだと教えてもらいました。
そして、家族を思いやる心をもつ息子に心から感謝しています。
子育てで親も育ち、子供は他人との関わりの中で、社会が自立する心を育ててくれるものだと改めて感じています。
現在は私も耕せにっぽん!!北海道でスタッフとしてお手伝いさせていただいています。
息子と同じように、どの子供達にも成長する力があります。
耕せでは同じような経験をした子達が、お互い支え合って学校では教えてくれない、生きていく上で大切なことを学び、毎日繰り返し人との関わりを体験します。
もし、お子さんが不登校や引きこもりになったら1人で悩まず是非一度ご相談ください。