高校不登校~退学 A君
入校前の状態
高校1年から一年半 不登校〜退学
ご両親の声
高校一年生の冬から引きこもりました。
きっかけは出席日数が足りず留年し、退学したことです。
その時の心境は、このまま何年も引きこもってしまったらどうなってしまうのか…と将来の不安が1番大きかったです。
その頃は何を話しても「もう死ぬからいいんだ」と言われた時、人生を楽しむことも教えられずに私は何を大切に子育てをしてきたのか…とそれまでの事を悔やんでばかりいました。
学校に行かないことよりも友達との関わりを全て絶ってしまった事が見ていてとても辛く感じました。
最初はとにかく学校に戻したかったので、学校に行かせるためにはどうしたらいいのかを民間の支援センターに相談しました。
支援センターの方に自宅に来てもらいましたが、3回目の訪問の時に布団を被って「部屋に入れたらぶっ殺す!」と言われ、それ以降相談を辞めました。
耕せにっぽんを知ったとき、真っ暗闇の中に一筋の光が差し込んだ感じがしました。ここに行けば息子は本来の姿を取り戻せると思いました。
耕せはいつも笑いが絶えず、明るくて温かい雰囲気。
仲間の絆が強く、失敗を恐れずチャレンジする勇気が自然と湧いてくるところがすごいと思います。
子供は何が一番変わったことは周囲の目をあまり気にしなくなり、物事を気楽に考えられるようになりました。
自分に自信がもてるようになり、誰とでも堂々と話せるようになりました。
連絡を絶っていた友達に自ら連絡したり、積極的に友達を作るようになりました。
親の『心配』が息子の行動力や可能性をを奪ってしまっていたことに気づきました。
心配することより信じることができるようになりました。
子供から教えてもらったことは、辛いことも、苦しいことも乗り越えたらすべてネタになる!
将来は好きなことを見つけて、自分らしく思いきり楽しんでほしい。
現役の親御さんにアドバイス…
思い切って環境を変えることが一番良いと思います。人との出会いで得られる気付きや学びで人生は変わります。
一歩踏み出すことで、想像もしていなかった未来に出会えると思います。