苦手と向き合う
【苦手と向き合う】
北海道校カウンセラー安達です。
耕せにっぽんに来る研修生達は
もともと学校に行けなくなったり
引きこもってしまったりしてきた子供達。
人と関わることやコミュニケーションが苦手、言動が誤解されやすい、などなど皆んな
それぞれの課題をもっています。
たまたま不登校になったから その苦手がクローズアップされて
なんとかしなければならない状況になったわけですが
苦手なことって無い人はいませんよね。
私は研修生達には親や周りの人の
協力やサポートがあったから
耕せにっぽんに来ることができて
いること。
その苦手を課題として向き合わせてくれる環境で、自分と向き合い
克服するチャンスがもらえてる事に
感謝をした方が良いということを伝えます。
仮に自分と同じ辛かった経験をした人が世の中に沢山います。
その人が、
苦手なことから遠ざかり
そのまま引きこもっていることを
今の自分が想像してみたらどうでしょう?
そのまま何年も変わらず引きこもってしまうとしたら
どっちが良かったのかな?
答えは決まっていると思います。
研修生達は自分の苦手と向き合うことから最初はどうしても逃げてしまうことも多いですが、
耕せでの生活で
必ず乗り越える瞬間がきます。
人と関わり、お互いに励まし合い
時にはお互い、そこ直した方がいいよ!と自然に言える関係になっていくのは本当に見ていて嬉しくなります。
できない事をやれるように
周りが見守り、時には注意し、教え合い、できた時には一緒に喜ぶ!
それを見るのが一番嬉しい瞬間です。
子育てもハイハイから立てるようになり、トイレトレーニング、三輪車が乗れたら次は自転車の練習をして
その度に何度も転びながらも
諦めないから、最終的には皆んなできるようになりますよね。
その繰り返しが
高学年や中学生以上になれば
そこは自分の力でなんとかしなきゃならなくなります。
そこでつまづいたのなら
苦手をそのままにしてしまって
やり方がわからず
挑戦することをやめてしまったことが原因ではないかなと思います。
今日は 自転車に乗れなかった
研修生の、てっちゃん(26歳)が
皆んなが見守る中、自転車の練習をして乗れるようになりました!
今日てっちゃんは日直で
夕食を1人で作らなければならないところでしたが、朝礼で自分から
夕方作りを皆んなに手伝ってください。と言えました。
そしてぎこちない手つきですが
皆んなから教えてもらいながら
時には厳しく、時には優しく(笑)
初めて豚カツを作りました。
てっちゃんの課題は
「コミュニケーションが苦手」
普段から大人しく
黙々と作業をしていて
時々反動でウザ絡みして
嫌がられる。を繰り返します。
最初の頃は部屋に閉じこもってしまったり
夕方に居なくなって皆んなに心配かけたり、他にも沢山色んなことが
ありましたが
最近は笑顔が増えて
逆に私は
てっちゃんが面白くてツボにはまりつい目についてしまいます。笑
今は引きこもらないように
居間に布団を敷いて寝ています。笑
自分でなんとかしよう!と
頑張ってる姿は、応援してあげたい。って周りに思わせてくれますよね。
そんな風に
沢山色んな失敗もして
時には逃げて、間違えたり
したとしても
素直な気持ちで
変わりたい!と頑張っていたら
必ず人は変われます。
不登校や引きこもりで
悩んでるお母さんやお子さんは
沢山いると思います。
本当は変わりたい!と心では思っているんじゃないかな?って
お母さんがまず気付いてあげるだけでも、お子さんの一歩にも
繋がるかもしれません。
1人では難しいようでしたら
いつでもご相談ください。
いつでもお待ちしてます。
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耕せにっぽん引きこもり不登校
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