ついやってしまう過干渉
【ついやってしまう過干渉】
子育ての中で親が
やってしまう「過干渉」があります。
不登校のお子さんをもつ
お母さんとお話しすることが多いのですが
ほとんどのお母さんが
先回りして子供が困らないように
失敗しないように、と
やり過ぎてきた。と後悔のお話しをされます。
実際に
不登校や引きこもってしまう子供達は
失敗を極端に恐れています。
失敗しないようにと回避してきたので
新しいチャレンジや
本当はやってみたいのに
失敗したら困るからやらない。と
ますます失敗から遠ざかり
失敗のハードルがどんどん高くなっていきます。
【耕せにっぽん】では
共同生活の中で新しいチャレンジや
生活のための日常業務を
当番制でやっていきますが
その中で、小さな失敗を
沢山体験します。
失敗に対して
「大変なことになってしまう!」
と恐怖が大きくなってしまっていますが
研修生達は段々
自分も、他の人も失敗することはあるんだ。
失敗してもやり直したり
その経験を次に生かせたら良いんだ。
と気付いていくのです。
耕せの子供達を見ていて
心配からの「過干渉」は
失敗の機会を奪ってしまう。と
私自身も自分の子育てを反省しました。
そして
お子さんを、耕せにっぽん!に参加させようと迷っているお母さんが
耕せに行かせる事で
子供は「親に捨てられた」と思うのではないか?
と心配される方がとても多いです。
私も息子を耕せにっぽん!にお願いする前に
実際にかなり葛藤はありました。
(1年は悩みました。)
でも、私の結論は
この時もし、息子が「親に捨てられた。」と思ったとしても
親以外の人との関わりや、色んな経験ができて、自分で生きていく力がついたら、親がいなくても生きていける。
(実際は親は捨てるつもりも、気持ちも勿論ありません。子供のことを思うからこその決断ですから)
なら、一時期 息子から
縁を切られても(捨てられたと思って拒絶されたとしても)必ず修復できる!
と覚悟を決めました。
(息子が18歳の時でした。)
実際行った後は
息子がそんな風に思うことはなく
卒業する頃には
耕せに来た事が「チャンスだと思った」と言いました。
そして
「今まで周りのせいにしたり、お母さんのせいにしてごめんなさい」
この息子からの言葉は一生忘れません。
このミラクルが
耕せにっぽん!では沢山の親子間で
起きています。
6年引きこもっていた息子は自分から一歩踏み出して行動を起こすことが
なかなかできないでいた時
いつかは動き出す!と信じて待っていましたが
同級生、学校という場所
世の中から離れてしまったことで
見える世界も狭くなっていったと思います。
耕せでの生活で
その一歩を踏み出すチャンスと
経験できなかった
家族以外の
人との関わりは
息子にとって諦めていた
時間を取り戻すことに繋がりました。
心配していた
起立性調節障害や、手を洗わないと
落ち着かない強迫性障害
足の怪我で鵞足炎(がそくえん)
ゲーム依存もありましたが
そんなことは
耕せの生活では問題にならず
今では
嘘のように症状はなくなったようです。(本人の相当な努力もあったと思いますが、私には弱音は一切言ってきませんでした)
息子が再出発できたのは
耕せにっぽんでの9ヶ月間で
沢山の仲間との出会いと
失敗を繰り返してきたから。
自分で考え、行動する環境があったからだと思います。
家にいると 親の心配からの「過干渉」で
自分で考え行動することが
なかなかできなくなっていく子供達が多いです。
「過干渉」は子供を
親の思う通りにしたい。
親が安心するために親の意思で動かそうとする行為です。
お母さんがもし今
過干渉があると気付いたらそれを減らしていくことが大切です。
それが親子関係が良くなる一歩に繋がります。
子育てで迷ったりわからなくなることは誰でもあります。
もし
お子さんとの関係に
行き詰まったり、悩まれていたら
お気軽に
いつでもご相談ください✨
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